最終更新日:2021 年 10 月 20 日
年6回(前期3回、後期3回)開催されます。
物理科学の最前線
「物理科学の最前線」は、東北大学大学院 物理学専攻が主催する最も公式のセミナーです (公式ページはこちら)。年6回(前期3回、後期3回)開催されます。
次回
- 日時
- 2021年11月12日(金) 17:00~18:30(講演は17:00~18:00)
- 開催方法
- Zoomによるオンライン会議
- 講演タイトル
- ステライルニュートリノの探索 ~量子振動の窓から覗く新物理~
- 講師
- 末包 文彦 氏(東北大学 ニュートリノ科学研究センター 教授)
- 講演概要
- この宇宙には重力相互作用しかしない素粒子(X)が存在するかもしれない。しかしXが存在しても、素粒子実験で直接検出することはできない。もしXがニュートリノ振動のような量子振動により我々のニュートリノに姿を変えることがあれば、その測定からXを検知できる可能性がある。実は25年も前からそのような兆候が実験的に示唆されていているが、今だに謎のまま残っている。この問題に決着をつけるため、我々はJ-PARC研究所に新しいニュートリノ検出器を建設し実験を開始した。本講演では、少し大風呂敷を広げながらこの研究についてわかりやすく解説する。
- 参加に際してのお願い
- 参加申込みフォームからご登録をお願い致します(事前参加登録必須です)。 ご登録頂きますと、後程メールにてZoomのURLをご連絡致します。また、学内でのWifi接続のために物理系講義棟3階の第2講義室(318室)を開放致します。こちらは予約なしでご利用になれますが、マスクのご用意をお願いいたします。
- 担当委員
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三輪 浩司(物理学専攻、原子核実験グループ、 miwa9[at]lambda.phys.tohoku.ac.jp )
松原 正和(物理学専攻、光物性物理グループ、 m-matsubara[at]tohoku.ac.jp )